
これは内視鏡によって肉眼的に重症度を判定するロサンゼルス分類です。
| グレードN | 正常粘膜 |
|---|---|
| グレードMC | 明らかな糜爛や潰瘍がなく、発赤だけを認めるもの |
![]() グレードA |
粘膜障害が粘膜ひだに限局し、5mm以内のもの |
![]() グレードB |
粘膜障害が粘膜ひだに限局し、5mm以上で相互に癒合しないもの |
![]() グレードC |
粘膜障害が複数の粘膜ひだにわたって癒合し、全周の75%を超えないもの |
![]() グレードD |
全周の75%以上にまたがるもの |
逆流性食道炎の合併症として重要なものにバレット食道がある。食道上皮は、本来は重層扁平上皮であるが、逆流性食道炎では円柱上皮化成が生じることがある。これに特殊腸上皮化成が合併したものがバレット食道(Barrett esophagus)である。バレット食道は食道腺癌の前癌状態とされ、無治療では高確率で食道癌が発生する。
バレット食道は日本を含むアジアでは低く、北米やヨーロッパでは多い。欧米ではバレット食道由来の食道癌(バレット食道癌)が食道癌の30〜60%を占める。